私は友人から送ってもらったドライ梨のレシピを使わせてもらい、原稿を書いている。書き始めてから約3週間が経ち、校了までようやくゴールが見え始めてきた。「こんなに素敵なレシピなのに全部原稿に反映できないのが惜しいなぁ……」紙幅の都合上、レシピ全てを原稿に載せることが出来ないという制約があり、私は悩んでいた。そこで社内向けPR記事として友人のレシピを掲載したミニ冊子を作ることにした。たくさんいる社員の目に留まり、友人のレシピに触れてドライ梨の素晴らしさを知ってもらえたら、そんな気持ちからだった。「これ、きっと先輩好きだろうなぁ」私はレシピひとつひとつを「あの人にはこのレシピが喜ばれそうだな」と想像しつつ、楽しく作業を進めている。《ドライ梨のダコワーズ》フランスの代表的な焼き菓子、ダコワーズ。くちどけの軽さに定評のあるスイーツだ。口の中で溶けていく食感を楽しめ、ドライ梨の爽やかな甘さがホッと一息つきたい時におすすめだ。ダコワーズのレシピはこちら《ラム香るドライ梨のフロランタン》このレシピはラム酒に漬け込んだドライ梨がポイントだ。友人から添えられていたコメントによると、スライスアーモンドの香ばしさとドライ梨の相性抜群なのだそう。洋菓子好きからも洋酒好きからもよろこばれる、フランス発祥の焼き菓子だ。フロランタンのレシピはこちら《ドライ梨のチャンクソフトクッキー》アメリカ発祥の家庭スイーツのチャンククッキーを日本風にアレンジしたドライ梨の贅沢クッキー。「チャンク」は英語で「大きい塊」を意味しており、このレシピでもラム酒漬けのドライ梨をゴロゴロ入れて焼き上げている。ドライ梨のチャンクソフトクッキーのレシピはこちら《ドライ梨とりんごとブルーチーズのお惣菜風ガトー・インビジブル》「ガトー・インビジブル」とはフランス語で「見えないケーキ」という意味だ。具材をたくさん敷き詰め、まるで生地が見えないくらいにずっしりとした美味しいものがたくさん詰まった贅沢ケーキ。ドライ梨もしっかりその存在感を示している。ワインのお供にどうそ。お惣菜風ガトー・インビジブルレシピはこちら《ドライ梨のカンノーロ》イタリアに古くから伝わるスイーツ「カンノーロ」。ドライ梨を戻したラム酒をそのまま生地に加えるため、最後までドライ梨の香りが口の中に漂う1品。ワッフルメーカーで生地を焼き、コーン状にくるくると丸める工程も楽しい。カンノーロレシピはこちら《ドライ梨のカッサータ》イタリアのシチリア島発祥の冷菓「カッサータ」。暑い時期だけに留まらず、年中食べたいアイスケーキのようなスイーツだ。ドライ梨をふんだんに使い、食感と冷たさが癖になる1品だ。カッサータのレシピはこちら《ドライ梨のアップルコブラー》アメリカの家庭菓子「アップルコブラー」の良さは、リンゴが他の果物へ代用可能な万能さにある。ドライ梨は荒めに刻んで生地の一部として使う。冷凍保存してアイスクリームのトッピングなどにも使用可能な有能スイーツだ。アップルコプラーのレシピはこちら《ドライ梨のレアチーズケーキ》甘いものが苦手な人もさっぱりとした口当たりで食べやすいレアチーズケーキ。底のジャリジャリとした食感が美味しいクラッカー生地と、ココナッツクリームとクリームチーズのフィリングにドライ梨が加わり、和洋を上手に取り込んだ美味しいケーキの出来上がり。レアチーズケーキのレシピはこちら《ドライ梨のベイクドチーズケーキ》友人考案のこのレシピでは、本来こってりしているベイクドチーズケーキを、あっさりとした食べ応えに仕上げている。ポイントはカッテージチーズをレシピに加えていることだそう。花びら形のドライ梨をトッピングに加え、見た目にも可愛らしいチーズケーキが楽しめる1品だ。ベイクドチーズケーキのレシピはこちら《ドライ梨のパブロバ》起源については諸説あるこのスイーツは、メレンゲを焼いた軽い食感の焼き菓子だ。食べやすいサイズにカットしたドライ梨をトッピングに、オーブンで焼き上げると、一口サイズの食べやすいおやつが出来上がる。大切な人への手土産として。パブロバのレシピはこちら《メレンゲクッキーサンド》友人考案のこのレシピでは、ドライ梨、くるみを砕き、さらにカカオニブを混ぜて作る。さくさくとした食感と優しい甘さに、食材のもつ個性が合わさり、ほっと一息つきたい時に食べたくなるスイーツとなっている。メレンゲクッキーサンドのレシピはこちら「あぁ!すごい達成感……!」私は久々に大きな仕事をやり遂げた感覚に包まれていた。ドライ梨のレシピを考えてくれた友人に感謝と敬意を込めて。