先日友人から送ってもらったドライ梨を使ったレシピを、4つの記事にすると決めた私は、週明け早々執筆に入った。原稿を書くにあたり、友人の料理の腕前はもちろんのこと、貼付写真へのこだわりや細やかな気遣いに驚かされるばかりだった。「へぇ、そうなんだぁ。あの子昔から家庭科の調理実習で先生から一目置かれてたわよね」私は、友人からレシピを送ってもらったことを、海外で暮らす友人との国際電話で話していた。「そうだったわね。私なんていつも調理教室で最後まで片付けてたなぁ」私の言葉に友人も記憶を呼び起こしたようだ。「あはは、確かにそうだったわね。でもほら、あんたは作業が丁寧だって褒められてたじゃない」友人と話しながら手元のレシピに目を通す。「次の記事はこれだ」そう思ったレシピに赤丸をつけていく。私が赤丸をつけたレシピはどれも電話越しの友人が好きそうなスイーツばかりだ。そう思った瞬間、不意に笑ってしまった。《わんこと食べるドライ梨のティラミス》電話の向こうの友人は根っからの愛犬家だ。そんな彼女が喜びそうなレシピ。ティラミスと言えばココアだが、愛犬と食べられるこのレシピに使われているのはキャロブパウダーだ。友人らしいアイデア満載の1品といえる。ティラミスレシピはこちら《ドライ梨のシュトーレン》シュトーレンと言えば日本でもクリスマス時期の風物詩になっている。友人のレシピ写真にも、可愛いサンタクロースの人形とスノーボールが添えられていた。このレシピの最大のポイントは、ラム酒に漬け込んだドライ梨の存在だろう。食べる人の心を一気にクリスマスモードへと誘ってくれるに違いない。シュトーレンのレシピはこちら《ドライ梨とピスタチオのプリンパフェ》ピスタチオは私も友人も大好きな食材だ。特に海外で生活している友人は、日本よりもピスタチオが安く手に入るのだそうだ。レシピを送ってくれた友人も、そんな私たちの好物を知ってか、ドライ梨とピスタチオを組み合わせたスイーツを思いついたのかもしれない。芳醇なピスタチオの香りとドライ梨の組み合わせが、きっと食べる人を幸せにしてくれるレシピだ。ピスタチオプリンパフェのレシピ《ドライ梨とジンジャー香るアップルサイドダウンケーキ》アップルサイドダウンケーキとはアメリカ発祥のケーキで、ケーキ型の底に好きなフルーツを並べ、上から生地を流し込み、オーブンで焼くものだ。このケーキは友人いわく、焼きあがった時のドライ梨の可愛い花びらのような形が特徴なのだそうだ。アップルサイドダウンケーキのレシピはこちら《ドライ梨のクレームブリュレ》フランス映画でよく見かける定番のお菓子だ。そこに日本のドライ梨が加わると、懐かしい食感と優しい香りが広がる一品に。クレームブリュレと言えば食べる直前に砂糖をまぶし、バーナーで炙ることでカリカリとした食感が味わえるスイーツだ。友人のレシピでは砂糖の代わりにエリスリトールを使うことで、カロリーが抑えられている。ダイエット中も安心なスイーツだ。クリームブリュレのレシピはこちら《ドライ梨のブラウニー》これはレシピを作った友人のイチオシ。チョコレートに目がない彼女の説明では、梨とカカオの組み合わせが意外にマッチしておすすめなのだそうだ。このレシピではドライ梨は細かく刻んで使うのがポイントだ。ブラウニーレシピはこちら《チョコカスタードタルト》チョコレートもカスタードも好きな人にはたまらない、チョコカスタードタルト。そこに花びらのような可愛いドライ梨を添えて焼き上げたら、贈答にも喜ばれるスイーツの完成だ。チョコレートカスタードタルトのレシピはこちらどれも友人らしい可愛いスイーツに、私は胸を躍らせながら原稿を書いている。第二十二話:ドライ梨でサラダを作る